「おばあちゃんの趣味」を、若者の自己表現へ編み直したい

yulu

プロジェクト概要

私たちは「編み物=おばあちゃんの趣味、器用な人の趣味」という固定概念を越え、編み物が若者が自分らしさを爆発させる「最も身近な自己表現」へと変えていくプロジェクトです。
私たちは編み物クリエイター兼インフルエンサーとして、「これなら自分もできそう」と思える入口をつくってきました。一方で、編み物は材料選びや準備の段階でつまずきやすく、編み始める前に熱量が下がってしまうという課題があります。本プロジェクトでは、これまで初心者にとって負担になりやすかった準備のプロセスをスムーズにし、心が動いた瞬間にその感性を編み始められる、直感的な体験をデザインします。完成の喜びから逆算された編み物キットを届けることで、誰もが「自分でつくる」快感に没入できる世界の実現を目指します。

  • 食メイカーズ
  • 02絶滅寸前で救われた文化が未来の豊かさの源泉になる
  • #編み物
  • #固定概念を破る
  • #自分らしさ
  • #クリエイティビティ
  • #104期

動機

私が編み物を始めたのは2023年、コロナに罹患し自宅で療養していた時でした。単なる「できた!」という達成感だけでなく、「自分らしさ」というものが見えたような嬉しさがありました。たった2時間で世界が変わったかのようなあの高揚感を、より多くの人に分かち合いたいと感じました。
現在の編み物を取り巻く環境は、素晴らしい伝統がある一方で、初めての一歩を踏み出す若者にとっては少しハードルが高いと感じることがあります。
また、SNSで初心者向けの発信を続ける中で、以下のような課題をフォロワーさんから数多くいただきます。

• 毛糸はどれを選べばいいのかわからない
• 何玉必要なのかわからない
• 針は何号を使えばいいのかよくわからない

「道具選びや配色のコツがよくわからない」というモヤモヤで、せっかくの好奇心が消えてしまうのはもったいないと感じています。先人たちが築いてきた編み物の魅力を、今の世代の感性で受け継ぎ、もっと「自由でわがまま」に楽しめる環境を整えたい。直感的に編み始められる場所が必要だと考えています。

仮説

「自分は器用じゃないからできない」「クリエイティブな人がやる趣味」ーーこうした固定概念をなくすことができれば、編み物へのハードルは下がるのではないか。その結果、若者たちがより気軽に編み物を楽しむようになる。そして編み物は、ハードルの高い技術ではなく、誰もが自分を解放できる、最も身近なクリエイティブになるのではないかと考えています。

実験

街中で、編み物を身につけた人が多く存在する世界を実現するため、私たちは次の3つのステップを描いています。

STEP 1: インフルエンサーとして、編み物の新しい楽しさを広める
STEP 2: 編み物への心理的・物理的ハードルを下げる
STEP 3: 編む人が心地よくつながり、個性を讃え合える空間・世界観をつくる

現在は、STEP1のSNSを通じた編み物の認知拡大に取り組み、総フォロワー数は12万人に達しています。
100BANCHでは、この中でもステップ2の検証に集中したいと考えています。具体的には、従来の緻密な編み図や複雑な計算を意識せず、SNSで見た「あの可愛さ」をそのまま形にできる、直感型・初心者特化キットを開発します。
このキットを通じて、これまで手芸に触れてこなかった若者たちがどのように「自分らしさ」を見出し、自作を身にまとって街へ出るのか。その行動変容を検証し、次世代の編み物コミュニティのあり方を探ります。

目標

街で出会う若者の10人に1人が、自らの手で編んだアイテムを身につけている文化をつくりたいです。 歯ブラシケースやネクタイなど、「そんなものまで編めるの?」と思うような日用品にまで編み物の可能性を広げ、日常のあらゆる場面を自己表現の舞台に変えたいです。初心者でも迷わずスタートでき、つくることそのものを純粋に楽しめる環境を整えることで、編み物を時代に即した創造的な文化として定着させたいと考えています。

未来

街を歩けば、車も、道路も、電信柱も、建物さえもが誰かの手によって編みくるまれている。 編み物はもはや糸を使った技術ではなく、世界を自分色に塗り替えるための当たり前の表現の選択肢になっていてほしい。誰もが手編みのニットを纏い、不格好ささえも「自分らしさ」として愛せる、最高にカラフルで自由な世界です。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    「まずやってみて、嫌ならやめなさい。人生のどこかでいずれすべてがつながるのだから、無駄な行動は一つもないよ。」という母の教育のもと、姉妹の長女として育ちました。
    私自身の幼少期は「好奇心は旺盛だけれど大きな挑戦には躊躇する」「時にすべてが無駄だったと感じてしまう」性格でしたが、母の言葉に支えられ、次第に好奇心に従って挑戦する姿勢が育まれていったと感じています。
  2. 渋谷の街のエピソード
    渋谷にある、amimono SPINという毛糸屋の中で唯一カフェが併設している場所に憧れ、
    私もいつか大きな編み物体験型のカフェを作りたいと夢見ています。
  3. メンバーたちの意外な一面
    爆音でHIPHOPを聴きながらも電車では真っ先に席を譲る栗田。
    鍛え上げた身体とハート柄の名刺のギャップが強烈なシン。
    日本一の大学出身で15歳からお笑いに向き合ってきた泉。
    柔らかな雰囲気で誰よりも返信が速い松本。
    作業療法士として働きながら休日は創作に没頭する竹中。
    全員、幅のある人間性がとっても魅力です!!
  4. 意気込みをお願いします!
    全人類を編み物文化の虜に。

プロジェクトメンバー

  • yulu リーダー/creative leader堀楓

    大学卒業後、広告代理店クリエイティブ職として新卒入社。現在は編み物クリエイターとして活動中。20〜30代女性を中心に支持を集め、SNS総フォロワーは約10万人。編み物初心者でも迷わずスタートでき、つくることそのものを純粋に楽しめる環境を創りたい。

  • yulu strategist松本美鈴

    大学卒業後、スタートアップや起業を経験。女性向けのD2Cブランド立ち上げに関心があり、yuluでは事業計画やオペレーションの検討・策定を担当。

  • yulu producer泉雅貴

    16歳で漫才コンビ温泉玉子を結成し、K-PROに所属し現在に至るまでお笑い活動を継続。新卒で事業開発関連の業務に従事。yuluでは盛り上げ&事業開発担当。

  • yulu plannerShin woosop

    武蔵野美術大学卒。IT業界にデザイナーとして新卒入社。yuluではユーザーの課題定義&インサイト検証し企画を担当。

  • yulu supporteryuki

    新卒で広告代理店に入社。堀が編み物を始めた当初からの付き合いで、編み物の魅力に惹かれる。広告代理店で得た知見を活かして、動画制作などのサポートを担当。

  • yulu video editorryoya

    大学卒業後、医療従事者として勤務。現在は本業と並行して動画制作の仕事にも挑戦し、編み物初心者に優しい動画制作を担当。

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