【yulu】かぎ針編みを体験してみよう

「yulu」は「編み物=おばあちゃんの趣味、器用な人の趣味」という固定概念を越え、編み物を「最も身近な自己表現」へと変えていくプロジェクトです。
ナナナナ祭2026では、体験ブース「【yulu】かぎ針編みを体験してみよう」を企画。かぎ針を初めて持つ人でも30分でチャームを完成させられるワークショップで、手を動かす楽しさを体験してもらいました。子どもも大人も編み物の世界に没入した様子を、yuluのporiが振り返ります。
編み物ブランド「yulu」のporiです。ナナナナ祭2026で、かぎ針編みが初めての方に向けた編み会「【yulu】かぎ針編みを体験してみよう」を開催しました。3日間の実験を振り返ります。

編み物をやってみたいけど何から始めたらいいかわからないという問題を解決することで、編み物を始めるきっかけをより多くの人に届けたいと思ったからです。
編み物には、始める前の壁があります。どの糸を買えばいいのか、どの針を選べばいいのか──材料選びや準備の段階でつまずいて、せっかく心が動いたのに編み始める前に熱量が下がってしまう。それが本当にもったいないと感じてきました。
そこで今回は、「短時間で没頭できて、達成感まで持ち帰れる」体験をゼロから設計しました。Tシャツ素材の糸でフラワーチャームを編む「30分完成ミニキット」。糸も針もレシピも全部セットにして手ぶらで参加でき、時間内に終わらなくても動画マニュアルと一緒にキットを持ち帰って、家で続きが編める仕組みです。

3日間で約50名の方が参加。編み物が初めての方が「意外とできた」「楽しい」と言いながら30分で完成させていく姿は、まさに検証したかった光景でした。
参加してくれたのは、想定していた20〜30代の若者ではなく、ほとんどが小学生だったのは予想外でした!予定していたお花のチャームがどうしても編めない子がいたのですが、指編みが分かる女の子が教えてくれて、指編みでマフラーを編むのが勝手に広まっていたりして、編み物を通じて新たなコミュニケーションが生まれていたのが良かったです。
固定観念のない子どもたちは、「編み物っておばあちゃんの趣味でしょ」というフィルターを最初から持っていないため、目の前の糸と針にまっすぐ夢中になってくれて、とても嬉しかったです。「編み物を身近な自己表現に変えたい」と言ってきた私にとって、その姿は仮説の先を見せてもらったような光景で、編み物の直感的な楽しさは、年齢を問わず届くことが分かりました。

今回の学びを受けて、子どもや親子でも楽しめる入口づくりも視野に入れながら、「完成の喜びから逆算したキット」を届ける活動を続けていきます。
子ども向け・親子向けのワークショップを一緒に開催できる施設やイベント主催者の方、編み物の楽しさを一緒に広めてくれる方、そして「編み物、やってみたかったけど始められなかった」というかたはぜひyuluと一緒に、最初のひと編みを体験してみてください。
ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました!