【オランダ帰国報告会】デザイナーの海外挑戦のリアル。全部、話します。

  • 場所 100BANCH 3F
  • 時間19:00 – 21:30
  • 値段2500円
  • 人数50名まで
イベントに参加する

このイベントは、100BANCHのこれからの100年をつくるアクセラレーションプログラム「GARAGE Program」に参加し、その後1年間のヨーロッパ滞在を終えた高橋鴻介(10期)の帰国報告会です。

こんにちは、発明家/プロダクトデザイナーの高橋鴻介です。

2018年に「Braille Neue」というプロジェクトで100BANCHに採択いただき、2022年に発明家として独立。いまは『接点の発明』をテーマに、異なる文化や人の新しいつながり方をつくっています。

今までこんなものをつくってきました👇️

点字と文字が一体になった書体『Braille Neue』

 

触覚コミュニケーションゲーム『YUBIBO』

 

昨年1年間、ワーキングホリデービザを活用して、オランダに滞在してきました。

もともと海外でデザインを学んだり、デザイナーとして働くことに興味はあって、どこかのタイミングで海外に行きたいと思っていましたが、なかなか踏ん切りがつかずにいました。そんな中、2022年に勤めていた会社を辞め、フリーランスになったこともあって、自由な身に。「もしかしたら、今がチャンスかも!」と思って、好きなデザイナーが多いオランダに渡ることにしました。

実は海外に長期滞在するのは、これが初めて。英語だってほとんど喋れない。にも関わらず、滞在中のプランは正直まったくなし。住む家すら決まってない状況。そんな縁もゆかりもなく、友人もいないオランダで、1年間。心の中は、不安でいっぱいでした。

でも、今になってこの1年間を振り返ってみると、

・1年間で15ヵ国を巡り、世界中に友達ができた
・オランダの財団「V2_ Unstable Media」から助成金をもらって、作品制作をした
・ヨーロッパ最大級のデザインウィーク「Dutch Design Week」で展示をした
・オランダの工科大「T/U Delft」で、自分の作品のプレゼンテーションをした
・招聘アーティストとして、オーストリアでアーティスト・イン・レジデンスに参加した
・いくつかの海外の展示会で、自分がデザインに携わったプロダクトを販売した
・海外のキュレーターに声をかけてもらって、作品を展示する機会をもらった

などなど、まったく想像していなかったような、新しい経験が待っていました。

この一年間で気づいたのは、
「ものすごく遠い存在に感じていた海外は、挑戦してみたら意外と近かった」ということ。

せっかくなので今回は、僕というデザイナーが海外に挑戦する中で、やってよかったこと、失敗したこと、ちょっと言いにくい話なども含めて、全部お話しようと思っています。

この話を聞いたら、きっと今まで海外に行くことを足踏みしていたデザイナーやアーティストのみなさん、海外に進出しようとしている企業の皆さんも、「あれ、意外といけるんじゃない?」と思えるようになるんじゃないかと思っています。

私も最後まで会場にいるつもりなので、海外での活動や事例に興味がある皆さまは、是非声をかけてください。みなさんとお話できることを楽しみにしております。

 

<こんな人にオススメ!>

・海外で活動したいと思っているデザイナー・アーティスト
・海外のデザインに興味がある企業・個人の皆さま
・海外に進出しようと思っている企業・個人の皆さま

 

■概要

日程:6/26(木)
時間:19:00 – 21:30 (開場18:45)
会場:100BANCH 3F
参加費:2,500円(1ドリンク+オランダのチョコレート付)
※100BANCH入居中のプロジェクトは無料
参加方法:Peatixでチケットをお申し込みの上、当日100BANCHへお越しください

 

■タイムテーブル

19:00〜19:05:OPENING
19:05〜19:15:100BANCH紹介
19:15〜20:15:報告会
20:15〜20:45:質疑応答
20:45〜21:30:ネットワーキング

 

■登壇者情報

高橋鴻介

発明家/プロダクトデザイナー

1993年、 東京生まれ。慶應義塾大学にてプロダクトデザインを学ぶ。 卒業後は電通に勤務し、2022 年に発明家として独立。主な発明品に、点字と文字が一体になった書体『Braille Neue』、触覚コミュニケーションゲーム『LINKAGE』など。wired AUDI INNOVATION AWARD にて、日本のイノベーター 20 人に選出。受賞歴にグッドデザイン賞、日本サインデザイン賞、中国 DIA Award など。

高橋は2018年5月に100BANCHに入居。点字と文字が一体になった書体『Braille Neue』は100BANCH入居中に渋谷区役所に実装が決まり、今もインクルーシブな思想を発信し続けている。今は「接点の発明」をテーマに、異なる文化や人のつながりを生みだすものづくりを行っている。

▼Braille Neueプロジェクトページ

https://100banch.com/projects/braille-neue

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  • Founder / Designer高橋 鴻介

    1993年12月9日、東京生まれ秋葉原育ち。慶應義塾大学 環境情報学部卒。卒業後は広告代理店で、インタラクティブコンテンツの制作や公共施設のサイン計画などを手掛けつつ、発明家としても活動中。墨字と点字を重ね合わせた書体「Braille Neue」、触手話をベースにしたユニバーサルなコミュニケーションゲーム「LINKAGE」など、発明を通じた新規領域開拓がライフワーク。

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